衝撃試験装置 ASQシリーズ
Automatic Square Drop Shock Tester ASQ Seriesあらゆる衝撃試験に対応できるフラッグシップモデル
衝撃試験装置 ASQシリーズはマイクロデバイスから大型製品まで、正弦半波、台形波パルスによる衝撃試験が実施できます。
特徴
- 台形波および正弦半波パルスを発生
- 包装貨物の等価落下試験が可能
- すべてパソコンと制御装置による試験条件設定と自動制御
- 多チャンネルの衝撃加速度計測と各種解析(合成, SRS, SR, 損傷境界線図等)が行えます
- 演算制御による再衝突防止機構
- 剛性の高い衝撃台
- 防振ベース機構で周囲に衝撃の影響を与えません
アプリケーション
- ASQ-500 及び ASQ-700では、デジカメ、ビデオ、モバイル、液晶デスクトップPC等小型家電、化粧品、カーステレオ等の衝撃試験を実施できます。
- ASQ-900、ASQ-1100、 ASQ-1500では、自動車部品、電子部品 冷蔵庫、大型テレビプラズマディスプレイ等大型家電、ビール・飲料水のカートン、大型事務機の測定物の衝撃試験を実施できます。
仕様
型式 | ASQ-500 | ASQ-700 | ASQ-900 | ASQ-1100 | ASQ-1500 |
---|---|---|---|---|---|
落下高さ(mm)※2 | 1500 | ||||
衝撃台サイズ (W × Dmm) |
500 × 500 | 700 × 700 | 920 × 920 | 1150 × 1150 | 1500 × 1500 |
供試品最大質量(kg) | 75 | 100 | 200 | 300 | 500 |
衝撃波形 | 正弦半波 及び 台形波 | ||||
最大衝撃加速度 正弦半波(m/s²) |
5880(600G)※1 | 5880(600G)※1 | 5880(600G) | 4900(500G) | 4900(500G) |
最大衝撃加速度 台形波(m/s²) |
1500(150G) | 1100(110G) | |||
最大速度変化 正弦半波(m/s) |
7.6 | 8.4 | 7.5 | 5.9 | 5.0 |
最大速度変化 台形波(m/s) |
7.3 | 8.0 | 7.0 | 8.0 | 8.0 |
衝撃作用時間範囲 正弦半波(ms) |
2.5 / 6 / 11 / 20 (単一緩衝体) 4~25 (オプション緩衝可変機構) |
||||
衝撃作用時間範囲 台形波(ms) |
6~60 | 6~55 | 6~60 | ||
本体寸法 (W × D × Hmm)※2 |
1300 × 700 × 2950 | 1600 × 900 × 3180 | 1800 × 1150 × 3240 | 2200 × 1300 × 3300 | 2500 × 1800 × 3300 |
本体質量(kg)※2 | 1800 | 4170 | 5800 | 9000 | 15000 |
防振ベース | 空気バネ 及び 油圧ダンパー装置 | ||||
再衝突防止機構 | 空圧-油圧・摩擦ブレーキ方式 | ||||
制御装置 |
|
||||
制御装置寸法(mm) | W575 × D750 × H820 ※2 | ||||
電源 | AC200V、3相、20A | ||||
適合規格 | JIS C 60068-2-27、JIS Z 0119-94、JIS Z 0202-94、 IEC 60068-2-27、MIL-STD-810E-89、516.3 |
※1 単一緩衝体(2.5ms)による
※2 標準仕様による
オプション
等価落下用緩衝体 | 衝撃作用時間 2~3ms |
---|---|
緩衝体 | 各作用時間の緩衝体を選択 |
緩衝可変式正弦半波 プログラマ |
ASQ-500 ・ASQ-700に装備可能 (MDST型参照) |
包装貨物押え治具 | 包装貨物の等価落下試験で角, 稜落下の時に使用 |
高加速度機構 | 衝撃作用時間が0.2 ・ 0.5 ・ 1 ・ 2で5000 ~ 50000m/s2の高加速度を発生 HGPシリーズ |
低衝撃加速度機構 | 速度変化を1.4m/s以下の小さな衝撃を発生 |
コンプレッサー | 必要に応じ |
安全装置 | マットスイッチ ・ パトライト ・ 光電センサ・防護柵など 安全装置詳細 |
加速度ピックアップ | 必要に応じ |