包装貨物評価試験
最終評価試験として、落下試験、振動試験が行われます。落下試験はFig,9のような試験装置を用いて、ステップ1輸送環境調査にて得た落下高さにて落下試験を行い、製品が欠損していないかなどを確認します。
このとき、Fig.10のような加速度計測システムにて内容品(剛体部分)に発生する加速度計測を行い、ステップ2製品強さ試験で得られた許容加速度以下になっているかどうかを確認します。
振動試験ではランダム振動試験を行うため、落下試験と同様にステップ1で得た輸送機関の試験PSDを用いて、振動試験を実施して中身の損傷を確認することになります。このようなステップを経ることで、適正な包装設計の実現が期待されます。