落下衝撃検知シールによる荷役衝撃抑制効果について

落下衝撃検知シールShockWatch(ショックウォッチ)ラベルの有効性検証

包装貨物は、その荷役作業現場で、落下衝撃事象に遭遇することで、製品破損や外装箱の凹みなどの問題に直結します。

ショックウォッチラベルとは、このような手荒な荷役作業を抑制するためのツールです。

ここでは、その有効性を評価するために、ダミー貨物を用いてその有効性を評価した事例について紹介します。

比較実験

検証実験は、以下の方法で実施しました。

検証用ダミー箱

上記のダミー箱(木箱ケース約2㎏、衝撃ロガーShockView設置)の外装箱にショックウォッチを貼った段ボール箱と、ショックウォッチを貼っていないダミー箱を用意し、2つの貨物を同時発送。輸送区間は神戸⇔つくば間を3往復。

実験結果

下のグラフは、ShockViewが記録した加速度(3軸合成加速度)の時系列推移です。これより、ショックウォッチラベルが貼っている貨物のほうが、箱内部に発生する衝撃加速度が低減していることがわかります。

ショックウォッチ有無により木箱内に発生した衝撃加速度の比較

以上から、今回の実験においては、ショックウォッチラベルの有効性が確認できました。

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