セミナー情報 実輸送データにもとづく包装貨物振動試験の簡単な実施方法

日時
2025年07月23日14:00-16:30(終了時刻は状況に応じて前後する場合があります)
申し込み

場所:東京都立産業貿易センター台東館 会議室A
〒111-0033 東京都台東区花川戸2-6-5
アクセス:https://www.sanbo.metro.tokyo.lg.jp/taito/access/

費用:無料

包装貨物振動試験に関する情報提供と、参加者同士の情報交換を行うイベントを開催いたします。

【講演】
テーマ:実輸送データにもとづいた包装貨物振動試験の簡単な実施方法
講師 :神栄テクノロジー株式会社 川口和晃
概要
包装貨物評価試験のうち、振動試験はランダム振動が一般的であり、その試験条件(パワースペクトル密度)は公的試験規格(JISなど)に決めらた基準がありますが、その試験条件が、各社の実輸送環境を的確に表現できているかには疑問があります。そこで、輸送環境調査により、実際の輸送振動を計測したうえで各社独自のパワースペクトル密度を開発し、それを利用したランダム振動試験を行えば、より適切な包装設計の実現に貢献します。
しかしながら、このような取り組みは、データ取得が困難であることや、データ解析ノウハウがないなどの実務的な課題があるため、しかたなく公的試験規格による試験を行わざるを得ない場合も多く見受けられます。このような実務課題とその解決法について、以下の文献の解説と実用に向けたポイントを紹介します。

「輸送条件および振動試験環境に応じた3軸加速度パワースペクトル密度の設定方法」
https://www.spstj.jp/publication/thesis/vol33/33-1-3full.pdf
(日本包装学会のサイトにリンクします)

【ワークショップ:加者同士の意見交換会】
内容・目的
意見交換会とは、セミナー参加者全員(希望者のみ)で、各社が抱える包装に関する現場課題(特に輸送包装、試験方法に関したもの)を共有するとともに、その課題内容について、参加者全員で議論します。ここでの目的は、各企業の課題内容に関し、企業の垣根を超えて様々な意見を出し合うことにより、課題解決の糸口を模索することです。

参加条件
参加者にはセミナー申込と同時に課題アンケートをお願いしています。意見交換会当日は、当アンケートの内容に沿って議論を進めます。またアンケート内容は、回答者がわからないように配慮して集約し、セミナー開催事前に参加者全員にメール配信致します。これは事前に、各社課題内容をご確認頂くことで、当日の意見交換会で活発な議論を促すことを目的としています。さらに当日は、より議論を深くするために、配布した資料に基づき、アンケート回答者に簡単に追加説明をお願いします。発言できる範囲内で参加者へ口頭説明を頂きます。

注意事項
①   見交換会への参加者が極端に少ない場合は、当会はキャンセルとし、個別Q&Aとさせて頂くことがありますことをご了承下さい。
②   1件当たりの議論時間に限りがあります。アンケート内容は、特に議論したい1項目のみに絞っていただきたく存じます。当日のスムーズな運営のため、ご理解・ご協力頂ければ幸いです。

※内容は予告なく変更・更新する場合があります。
※競合他社様のご参加はお断りする場合があります。
※会場の都合上、ご参加は1社2名までとさせて頂きます。また規定人数に達した場合、早期に受付を終了する場合があります。