振動ロガーTrecViewを用いた手押し台車の振動計測事例

ここでは振動ロガーTrecViewを用いた振動計測事例として、手押し台車に発生する振動を記録した事例を紹介します。

振動調査方法

振動調査用台車

手押し台車の荷台上に振動ロガーTrecView(モデルFIR-302W:サンプリングレート1000Hz)を両面テープで固定(上の画像参照)し、人手で路上を走行させたときに荷台上に発生する3軸振動を記録しました。

TrecViewの設定条件は以下のように設定しました。

  • 加速度記録周期 10秒
  • 温湿度記録周期 1分

結果

荷台上で記録された3軸加速度・温湿度データ(専用アプリ内で自動的に作成されるレポート画面)を以下に示します。これより、3軸の中で、上下方向(Z軸)が最も大きく、最大加速度は14.15Gが発生していることがわかりました。前後(Y軸)左右(X軸)の振動最大値は、およそ5~7G程度となりました。

また下の画像は、調査直後のTrecViewの液晶画面です。これより、Z軸(上下方向)で14.15Gを記録したことが確認できます。

このようにアプリによるレポートがなくとも、記録した最大加速度のみであれば、液晶表示に表示されます。

調査後のTrecView本体の液晶表示

備考

  • 発生する振動は台車種類や走行時の路面、積載貨物の重量、台車の押し方、走行速度などによって大きく異なるため、今回の数値はあくまで参考値です。
  • ここで紹介したTrecViewは試作機であり、量産品とはカラーリングが異なります。