デザイン貨物表面の擦れ損低減

昨今では梱包貨物や製品包装箱には様々なデザインが施され、日本においては特に梱包箱自体が製品と同等に扱われることが増えてきています。包装箱は内容品を保護することが目的である一方で、輸送後に内容品が未破損であっても包装箱に傷や擦れなどがあることで返品に繋がることも多々あります。そのため、輸送中の製品同士の擦れなどを軽減することが、商品ロスを防ぐことに繋がります。
包装箱の材料は紙であり、箱表面の擦れは紙同士の摩擦によって発生します。そのため、紙の摩擦抵抗を小さくすることで箱表面の擦れ損を軽減することが出来ます。

当社には紙同士の摩擦力を計測することが可能な万能試験機があり、摩擦係数を評価することで擦れ損の少ない箱を設計することが出来ます。また、紙の圧縮試験や引張試験も可能なため、紙の強度を確認しながら最適な紙材料を選択することが出来ます。

詳細についてはお気軽にご相談ください。

万能試験機 UTシリーズ