衝撃応答スペクトル(SRS)による衝撃試験(その1)

衝撃応答スペクトル(Shock Response Spectrum : SRS)による衝撃試験は、宇宙航空分野から始まり、最近では自動車の分野にも普及しています。

落下衝撃による製品破損原因を理解するためには、時系列衝撃波形の情報だけでは不十分で発生した衝撃事象がどのように製品に影響しているかを、より具体的に判断する指標として、SRSが存在しています。

当社では、SRSによる衝撃試験を実施するための解析ソフトウェアと衝撃試験機を保有することで、受託試験体制を整えています。 

図1. 試験SRSに対する正弦波衝撃パルス条件

次回、SRSについてさらに詳しく解説いたします。

<関連製品>

衝撃試験装置       ASQ-500
高加速度衝撃試験装置   PDST-230M
高加速度発生装置     HGP-150
加速度計測解析システム  SM-500