標準型衝撃試験機 概要
機械衝撃試験は、衝撃テーブルに供試品を設置し、規定の衝撃パルスを入力することで、製品の耐衝撃性能を正確に評価できます。ASQシリーズは台形波パルスと正弦半波パルスを発生させることができる試験機で、MDSTシリーズは正弦半波パルス専用機となります。なお、両試験機は緩衝可変機能（衝撃パルスの作用時間を短時間に変更できる機能）を有しており、試験条件の調整が容易になります。
アプリケーション例
| 分野 | 試験品 | 試験内容 | 推奨モデル |
| 自動車 | バッテリ | 自動車衝突時のバッテリの耐衝撃評価を行うための機械的衝撃試験。 参考試験条件：150G-6ms 正弦半波 参考規格：UN38 T.4 | MDST |
| 自動車 | カーナビ | 自動車カーナビに対する衝撃試験 参考規格：UN38 T.4 | MDST |
| モバイル | PC | ノートPCの耐落下衝撃品質を確認するために衝撃試験を行う。 参考試験規格：JISC60068-2-27 | MDST |
| モバイル | カメラ | デジタルカメラ（レンズ）の耐衝撃試験 | ASQ |
| 家電 | 液晶TV | 液晶TVの損傷境界曲線（衝撃に対する限界強度）を確認する。 参考規格：JISZ0119 | ASQ |
| 精密機器 | プリンタ | 開発段階で、落下衝撃強度を確認するための衝撃試験 参考試験規格：JISC60068-2-27 | ASQ MDST |
| 精密機器 | 医療機器 | 医療用電子機器の耐衝撃試験 | MDST |
| 物流 | 包装貨物 | 包装貨物の等価落下試験 参考試験規格：JISZ0202 | ASQ MDST |
衝撃試験の基礎
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