軟包装・半剛性容器のための落下試験

包装の剛性による分類

包装容器は、製品を保護し、安全に輸送・保管するために重要な役割を担っています。この包装をその剛性で区分すると、パウチ包装など柔軟性の高い軟包装、缶・ビンなど高い剛性を有する剛性容器、剛性容器よりもやや柔軟性がある半剛性容器に分別されます。内容品の特性や保護機能・流通性・コストなどを考慮して、適切な包装容器が市場に流通しています。

包装容器の剛性区分

落下による破損

あらゆる包装容器は、その輸送中や陳列中にあやまって落下させてしまうことで、破袋や液漏れなどのトラブルにつながります。このような落下によるトラブルを防止するために、設計段階では落下試験が実施されています。ここでは「軟包装・半剛性容器」に関する性能評価試験に特化し、以下の試験規格および対応する試験機を紹介します。

軟包装・半剛性容器のための落下試験規格

軟包装・半剛性容器の耐衝撃性を評価する試験には以下のような試験規格があります。

  • 軟包装・半剛性容器の耐衝撃性を評価する試験には以下のような試験規格があります。
  • JISZ0238 ヒートシール軟包装および半剛性容器の試験方法
  • JISZ0200 包装貨物-性能試験方法一般通則
  • JISZ0202 包装貨物-落下試験方法

当該試験規格および対応する落下試験機について、詳細内容をご希望の方は、下記アイコンからPDF資料(無料)のダウンロードをお願いします。